EvernoteからOnenoteに乗り換えてみてわかったこと

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EvernoteからOneNoteに変えてみてわかったこと、感じたことについてご紹介したいと思います。

Evernoteについて

Evernoteは2009年から使っていたので、かれこれ8年になります。
7年間、プレミアムプランの時期もあれば、ベーシックプランの時期もあったのですが、Evernoteの最大の利用価値はどんなものでも色んな端末から気楽に放り込むことができ、シームレスに同期されるという点ですね。
当時クラウドという言葉が流行りだした時期でもあって、とても便利なクラウド型メモ帳というのでEvernoteは徐々に人気ものになっていきました。

EvernoteはもちろんWebでも使用ができますが、PCやMacにインストールできるクライアントプログラムがとても優秀であり、本当に使い勝手が良いです。ノート、ノートブック、タグ、検索など細かいところまでしっかりと作られていて、ユーザーの意のままに不便を感じることなく、ドラッグアンドドロップしたり、追加したり、並べ替えたり、削除したりできます。とても直感的で使いやすいです。

そんな大変便利なEvernoteですが、無料プランと有料プランの一番の違いは月の許容アップロードサイズです。無料プランだと月60MBまで、有料プランだと月1GBから10GBまでアップロードが可能です。メモ魔だったり、画像データを頻繁にアップロードする人であれば、有料プランが良いと思いますが、私の場合だとそこまで大きい容量は要らなかったため、無料プランの時期が長かったです。ほとんどがテキストメモで、たまにウェブクリッパーで気になった記事をスクラップするくらいでした。メモが多かった月でも20MB程度っだので、1/3しか使っていないことになります。無料プランでもこんなに余っているのに有料プランを使うまでもないのが事実でした。たぶん私のようなユーザーは多いのではないかと思います。

Evernoteプラン比較

同期できる端末数は2台まで?!

Evernoteは事業が拡大されていく中、経営陣が変わったり、色々あったようですが、その影響のためか、最近ショックな告知がありました。

Evernote の価格プランの改定について

なんと、無料プランでは同期できる端末数を2台までに制限するとのことでした。様々な端末といつでもどこでも同期ができるということが一番の売りなのに、そこに制限を設けるなんて、どうかしてると思いましたが、思った以上に事態は深刻でEvernote社は現在大変だそうです。Evernoteサービスをこれからも維持させるためにも有料プラン利用者を増やす必要があるようです。会社として当たり前の判断をしたと思いますし、この決断に何も文句はありません。

現在繋がっている端末を数えてみると、
・家のWindows PC
・会社のWindows PC
・持ち歩いているMac
・Android携帯
の4台でした。
これからはこの中から2台しか同期されないということなので、どれを切断しようかなと悩んでも、どれも毎日のように使っているので中々決めることができず、結局どれも諦められないのでEvernoteからOnenoteへの乗り換えを考えるようになりました。

OneNoteへ移行作業

Microsoftではユーザー誘致のためなのか、親切(?)にもEvernoteのノートをOneNoteに簡単にインポートできるツールを作成し、配布しています。

EvernoteからOneNoteに移動

onenoteimporter

ツールをダウンロードして実行すると、上記のような画面が表示されるので指示に従ってクリックしていけば問題なくノートの引継ぎができます。ただし、ノートの量にもよりますが、かなり時間がかかります。私の場合は、ノートが全部で4000個ほどあったのですが、4~5時間かかってしまいました。また、移行作業自体は特に難しいことはありませんが、手順について詳しく記述している記事があったので参考にしてみてください。

EvernoteからOneNoteへ自動移行。「OneNote Importer」の使い方と、移行したノートブックの確認方法

※OneNoteImporterツールは現段階ではWindowsしか対応していません。(2016年7月)

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OneNote使ってみてわかったこと

Onenoteですが、Evernoteと似ているクラウド型メモです。
もちろんWindowsPC、Mac、iOS、AndroidOSでも使用できます。
すべてのメモやファイルなどはOnedriveに保存され、Onedriveの容量内であれば、月のアップロードサイズの制限もありません。
今のところ、無料プランは5GBまで、月170円コースは50GBまで使用できます。(2016年7月)

OneDriveの容量プラン

onenote1

まだ使い倒せていないのですが、Evernoteに慣れている私としてはUser Interfaceは断然Evernoteが便利と実感しました。Onenoteは普通のアプリケーションなら当たり前のような機能が抜けていたりします。例えば、画面右側のページリストですが、ソート機能がありません。新しく追加したノート(ページ)はリストの一番下に追加されるのですが、上から最新順で並べ替えようとしてもできません。
ただし、面倒ではありますが、外部のアプリケーションの力を借りることでソートできる方法があります。

OneNote 2010 Sort Utility

しかし、Onenoteの特徴的機能とも言える、セクションという機能は1つのノートブックの中でもそれぞれのページを自由にカテゴライズができてわかりやすく、便利な機能です。また、ページはサブページ化することでノートをグループ化して整理することもできます。

onenote2

まとめ

何事もそうだと思いますが、最初慣れないうちは色々不便を感じるところが多いと思いますが、OneNoteはOneNoteだけのメリットがあり、特徴があります。すべてが揃った完璧なアプリケーションではありませんが、私のようにEvernoteを有料版を使うまでもないかな・・・と思っている方は選択肢の一つとしてOneNoteを試してみてはいかがでしょうか?

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