好きなことで生きていくことの本質と難しい理由

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私は「好きなことで生きていく」を実際に試していますが、1年以上やってみてようやくわかった「好きなことで生きていく」ことの本質と難しい理由について書いてみたいと思います。

好きなことで生きていく

ここ数年「好きなことで生きていく」というフレーズをよく耳にするようになりました。特にYoutubeの謳い文句でもありますよね。

聞いているだけでドキドキするし、夢があっていいなぁと思います。特に現状に不満がある人からすると余計魅力的に聞こえるのかもしれません。

聞こえはいいけど、ここには大きな落とし穴があります。落とし穴というか、好きなことで生きていくためには大前提となる重要な何かが必要なのです。

好きなことで生きていくことの本質

好きなことで生きていくことの本質は「好きなことをアウトプットという形で世に出して収益を得ること」です。

当たり前のことを言いますが、生きていくためにはお金が必要です。お金を生み出すためには、問題を解決してあげたり、楽しませてあげたり、様々な欲求やニーズを満たしてあげるなど、世の中に対して価値を提供(アウトプット)しなければなりません。

好きなことをしてそれが価値を持つためには、アウトプットするしか方法はありません。いくら好きなことをやっていても、インプットするだけでは他人はその価値に気づくことはできません。他人に気づいてもらえる唯一の方法はアウトプットであり、他人に気づいてもらってこそお金に繋がるのです。

何が言いたいかというと、我々人間の「好きなこと」ってそのほとんどがインプットの形を取っているので、お金を生み出すことが出来ず、世間一般では好きなことで生きていくのは無理だと言われているわけです。

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少しわかりやすい例で考えてみましょう。

  • インプット:ゲームをする、本を読む、ブログを読む、映画を観る、YouTube動画を観る、旅行に行く、美味しいものを食べる、などの消費行動。お金を払って物を買ったりコンテンツを消費する。
  • アウトプット:ゲームを作る、本を書く、ブログを作る、映画を作る、YouTube動画を作る、旅行関連のコンテンツを作る、美味しいものを作る、などの生産行動。物を作ったりコンテンツを生産する。

これを見てどう思いますか?いかに自分の好きなことがインプットに偏っているかお分かりいただけたでしょうか。

そうです。好きなことで生きていくということは好きなことをインプットして生きるのではなく、アウトプットして生きていくということなんです。

もっと言えば、「インプットよりもアウトプットが好きで興味がある人」が好きなことで生きていける人です。

つまり、ただゲームをプレイして遊ぶのが好きなだけの人ではなく、

・ゲームを作ることが好き
・ゲーム関連コンテンツを作ることが好き(ゲーム攻略記事を書く、ゲームプレイを動画にして配信する、ゲームを実況するなど)

のような作業(生産行動)が好きな人が好きなことで生きていける人なのです。

いかがでしょうか?本質はこんなに簡単なことだったんです。

なのに、現実はどうでしょう?上にも言いましたが、大半の人はインプットだけして満足して終わりです。アウトプットすることはありません。だから好きなことで生きていけないんです。

好きなことで生きていくことが難しい理由

では、どうしてみんなインプットばかりでアウトプットはしないのか?

理由はとても単純で、

アウトプットは大変で難しいから、そして継続することは更に困難だからです。

私の例で見ていきましょう。

私はとにかくゲームが大好きです。ゲームをプレイすること(インプット)は好きですが、ゲームで何かを創り出すことはよく分からないし、面倒臭そうだし、色々調べなくちゃいけないし、勉強しなくてはいけないし、試行錯誤しないといけないし、情熱も必要だし、やる気も必要だし・・・

もうお分かりでしょう。

そうです。大変なんです。

インプットは簡単です。欲しいものだけ、やりたいことだけを好きな時に好きな分だけインプットすればいいんです。

しかし、アウトプットはインプットの何倍ものエネルギーを必要とします。

普通の人にとってアウトプットははっきり言って面倒くさいし、慣れてないし、時間もかかるし、努力も必要です。そのため、必ず作りたい何か、または必ず伝えたい何かが、必要になります。それが無いと絶対途中で興味を失って諦めますし、やらなくなります。

それとは別に、そもそもアウトプット自体が好きな人がいますが、このタイプの人はかなり少数です。この人たちは努力ややらなくてはいけない理由なども不要で、何かを作っている作業自体が楽しくてたまらない人たちです。これこそが真の「好きなことで生きていける人たち」です。アウトプット自体が好きなことだなんて恵まれていますよね・・・。

一番わかりやすい例でいうと、ヒカキンです。彼はずっと家に閉じこもって延々と動画を作り続けていて、それ自体を楽しんでいます。大変なときもあるけれど、それでも基本的には撮影をして途方もない時間をずっと編集し続けられて、作業を苦に思うどころか、むしろ楽しんでいるのです。だからこそ、ずっと続けられるんです。そりゃずっと続けていると嫌でも成果が出ますよね。

多分、こういうことなんだと思います。

好きでなければ、楽しくなければ、続けるなんて無理ですよね。

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結論

好きなことで生きていくためには、

  • 好きなことをなんらかの形で必ずアウトプットして世に出して他人に自分の価値や成果物の価値を認めてもらいお金に繋げる、そして継続する
  • 幸運にも自分は作ることが好きなタイプの人間だった場合は、これからもどんどん作っていけば全然生きていけるので何も問題にならない

これしかないです。

よくホリエモンとかが好きなことで遊びまくってたらいつの間にかその分野の専門家になって自然と食べていけるようになると言っていましたが、遊びまくって溜まった経験値を世の中に積極的に発信(アウトプット)して人たちに知ってもらわないと話になりません。また、実際にホリエモンは発信の重要性について普段からよく話しています。

結局は、アウトプット大事という結論にたどり着きます。

こんな大事なことが前提としてあるのに、最近いろんなメディアで好きなことで生きていくことが誰でも気楽にできることかのように騒いでいるのを見て、どうしてもこのことは言いたくなって記事にしてみました。

実際に1年以上試している私ですが、完敗です。笑

どうやら私はヒカキンのような少数の人間ではなかったみたいで、相当な努力を積み重ねないといけないのですが、継続していくうちに、作業自体が楽しくなって好きになるかもしれないし、好きにはなれなかったけど毎日歯を磨くように1日でもやらないと気持ちが悪くなってしまうくらい習慣化できて結果的にはアウトプットを継続できて成果を出せるようになるかもしれません。

こんな私ですが、とにかくこれからも続けてみるつもりです。

私のようにすでにアウトプットに挑戦中の方、これから好きなことで生きていきたいと思っている方にとって少しでもお役に立てれば幸いです。

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