eBay物販にチャレンジして失敗した話

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世界一大きなショッピングサイト、eBay。今回はこのeBay物販にチャレンジし、見事に失敗した話を書いてみたいと思います。

失敗というより、試してみたけど自分には合わなかったという経験談になるかと思います。eBayで輸入・輸出事業を考えている人に少しでも役に立てればと思います。

また、自分がやってきたことの備忘録にもなるし、失敗から学べるものもあるんじゃないかと思います。

「ネットで一人でできる仕事」のうちのひとつ

ネットで「起業」で調べると数え切れないほどの情報が溢れ出ます。そこからネットで一人でできるような仕事で絞っていくと、ブログとかYouTubeとかもありますが、物販の仕事もたくさん紹介されています。

その中でも一番多いのが、

・メルカリで稼ぐ方法
・Amazonで稼ぐ
・タオバオやアリババなど中国輸入で稼ぐ
・楽天で稼ぐ
・BUYMAやBASEで稼ぐ
・韓国NaverのSmart Store(!)
・eBayで稼ぐ

のようなものです。

それぞれ検討してみると

その中からどれをやった方がいいか調べながら検討するわけですが、自分が望んでいる条件としては、「できれば無在庫でやりたい」「競争が激しすぎてひたすら値下げしないといけないのはやりたくない」でした。

その上で調べていくと、

・メルカリは利用者も非常に多くマーケットとしても魅力的ではあるけれど、無在庫が禁止という点、そして競争が激しすぎる点があり除外。Amazonも同じ理由で除外。

・タオバオ、アリババ中国輸入も結局、実際の販売プラットフォームはメルカリかAmazonで行われるのでこれも除外。ちなみに中国語は全くわからないのでこれも除外の理由のひとつ。

・楽天はまず出店費用が高いのと、ネットショップ初心者がいきなり楽天にチャレンジするのはハードルが高いので除外。

・BUYMAやBASEは無在庫OKだし、競争がそんなに激しいわけではないけれど、扱う商品が主に衣類・ファッション系なので慣れていない点、そしてメルカリとアマゾンに比べるとマーケットが小さすぎてそもそもあまり売れないらしいので除外する事に。

・韓国NaverのSmart Storeは最近韓国で急成長しているネットショップで注目を集めているのでやってみようと思ったけれど、海外在住の人がやるには色々大変で売り上げが振り込まれても為替レートや各種手数料などでかなり持っていかれてしまうため、除外。

という事で、eBayをやってみることになりました。

eBayを選んだ理由

上記リストから一つずつ除外していったら最後にeBayが残ったということもありますが、eBayを選んだ一番の理由はマーケットが世界規模ということと、全て英語でやらなければならないというハードルのおかげで日本人の競争相手をある程度事前にカットできる点でした。(後から知ったのですが、もちろんここにも日本人はたくさんいました笑)

一般的にアニメ、漫画、ゲームのキャラクターグッズとかディズニーの日本限定グッズなどがeBayで人気があるようでeBay内で検索をかけるとたくさんのグッズが売れていることも確認できたので自分も早速やってみる事に。

日本国内だと誰もがすぐに手に入れられるものでも海外となるとそうはいかないので確かに需要はあると判断しました。

そして始めるに当たってモトキさんのブログとYouTubeは大変参考になりました。

最初に選んだ商品とeBay側の制限

最初はダイソーなどでディズニーの日本限定のグッズを中心にいくつか購入しアップしていきました。もっと高額のニッチはものは少し経験値が溜まってからやった方がいいと判断したためです。

また、最初から利益を期待してはいけないということもあってとにかくマイナスにならない程度の価格で設定しました。これはまずは取引履歴を稼いでアカウントの信用度を上げるためです。最初から高価格・高利益を求めてしまうと客から怪しまれ、物が売れなくなってしまいます。

また、eBayはアカウントを作ってまもない時は商品登録できる数が限られています。出品は10品までで売り上げも500ドルまで制限されています。いろんな理由からこのような制限が設けられているようですが、マーケットの質を落とさないためと安心・安全な取引のためだそうです。

そのため、最初は10品からスタートしてコツコツを取引履歴を増やしていき、10品で枠が足りなくなったらeBayに制限解除の申請し、制限を取っ払ってもらうという流れになります。基本は本人からの申請により解除となりますが、eBayから自動的にあるタイミングで解除してくれることもあります。実際自分の場合では後者でした。

という事で最初のうちは早くアカウントの取引履歴を増やすためにも利益なんか期待せずマイナスギリギリのところまで値段を下げて数をこなすことが勧められています。

自分もまずは安く出品してみる事に。

最初の出品までが大変

eBayの出品のための機能やUIはまあまあなレベルで特にわかりやすくともわかりにくいとも言えない感じです。

一番大変なのは送料の設定です。地域ごとに重さごとに非常に細かい設定が必要だからです。

海外発送は全て郵便局を利用するわけですが、例えば発送方法のひとつである「国際eパケットライト」はこのような細かい設定が存在します。

郵便局HP – eパケットライト

海外発送はちょっとした重さによって送料が大きく変わってしまうため、とにかく重量に気をつけなければなりません。設定を少し間違えたくらいで一瞬で赤字になってしまうからです。

↑これは発送方法について自分でまとめた物ですが、こんなに種類があって様々な条件や制限が存在します。

普段から海外発送をよくやっている人からすれば大したことはないかもしれませんが、初めての人はただただ圧倒されるだけでした。

結果的に送料だけ見ても

「上記の表から発送方法を選択」+「国・地域による送料」+「重量による送料」

の全てを考慮し、送料を設定する事になります。

その後、eBay側の手数料とPaypal側の手数料も計算に入れて、最後に欲しい利益分まで含めて最終的に商品の値段が決まります。

各種手数料の話

手数料のこともなかなか頭が痛くなってくる部分ではありますが、ざっくり16%程度持っていかれると思えばいいです。

手数料の内訳は、

「出品手数料」+「落札手数料」+「Paypal手数料」+「為替手数料」のような構成になっています。出品手数料はeBayの出店プラン(有料)に加入することで無料になりますが、最初のうちは、これら手数料を合わせると大体16%くらいになります。

これはメルカリ10%などに比べるとかなり高いのでeBayでやる意味あるのかなと最初は疑いましたが、eBayはマーケット自体が全世界を対象にしているため、比べ物にならないほど大きいので十分やる価値はあると判断しました。また、メルカリもAmazonもeBayも全部やっている人のうち、結局eBayをメイン事業としてシフトしていく人も多かったのでeBayを始めるきっかけとなりました。

物が届かない問題+コロナの追い討ち

メルカリなどの国内サービスではあまり聞いたことのない「物(商品)が届かない問題」ですが、これがeBayでは頻繁に発生します。それもかなり頻繁です。

まあ、アメリカや韓国、中国など日本と普段から活発な貿易が行われている国だと紛失率はそこまで高くありませんが、ヨーロッパとかアフリカなどの地域になってくるとかなりの確率で商品が届かずトラブルになってしまうようです。

そのため、予めトラブルが起きやすい国・地域には販売しない設定を行ったりして対策するも正直除外国が増えれば増えるほど売れる機会は失われていくわけで嬉しくありません。かといって全ての国OK!にしてトラブルのオンパレードになってしまうと後処理も大変だし利益ところか赤字続きで良いことなしなので悩ましいところです。

ここに今年一番の話題、「コロナウイルス」の影響で、さらに物が届かなくなる事態に・・・。

自分が販売した商品がちょうどこのコロナショックの時期と被ってしまい(4月上旬に発送)、届け先はあまりトラブルがないアメリカだったにもかかわらず、予定よりも最大4ヶ月遅延になってしまってちょっとした揉め事にまで発展してしまったこともありました。

客はアメリカ人だったのですが、発送した時に一応現在コロナの影響で予定より1ヶ月以上かかる可能性があると伝えておいたため、客は1ヶ月間は待ってくれましたが、それでも商品が届かないのでどうなっているんだと怒り気味になっていてオープンケースでクレームが入る事態に。

早速郵便局に行って現在の状況を確認すると、当初1ヶ月程度遅延すると予想していたが、大きくズレて4ヶ月以上かかる状況になってしまっているとのことでした。しかも今回の商品は追跡番号なしの無料配送の商品だっただけに、現在商品がどこにあるのかすらも調べられない状況。まだ商品が日本にあると仮定し、いちいち手作業で調べることはできるが、調べるだけで3ヶ月以上かかるとのことだったので発送をキャンセルして返してもらうこともできなくなってしまいました。

◆日本郵便、海外発送遅延に関する告知

Information for international mail/EMS is shown here.

上記URLと共にこのような状況であることを丁寧に説明し、最後に1週間だけ待ってみてそれでも届かないなら返金しますと提案したところ、”いいから早く返金して欲しい、これ以上待てない”ということで返金する事に。

客にはこれから返金するから少々お待ちくださいと伝えて、実際に返金しようとすると、たまたまそのタイミングでeBayとPaypalでシステムエラーが発生していて、すぐに返金ができずモタモタしていると、客にますます怪しまれ、しまいには、

”おい、お前詐欺師だろ!今すぐ金返せ!eBayに通報するぞ!”

という恐ろしい脅迫メッセージが・・・笑

結局Paypalに電話して手動で返金処理をしてもらって無事に返金が完了し、客はクレームを取り下げてくれましたが、最悪でしたが記憶に残る強烈な経験となりました。

eBayは保留・・・いや、もうやらないかも

以上がここ3ヶ月間で起きた全てなのですが、色々経験してみて最終的にはeBayはこれ以上やらない方向で考えるようになりました。

詐欺師に呼ばれて心が折れたから?

クレーム対応は大変ではあったものの辞める理由にはなりません。

理由は色々ありますが、一番の理由は、

「あまり面白くも楽しくもない」からです。

確かにこれをずっと続けていけば普通に事業としては成り立ちそうな気がしましたが、ずっとeBayに張り付いて何を売るかリサーチすることも楽しいとは思わなかったし、家に物が増えてひたすら梱包する作業も楽しいとは思えなかったし、それが嫌で無在庫販売で実際持っていないものを嘘をついて販売することも良い気分ではなかったです。いざ売れた時に物が確保できなかった場合のリスクや、そのようなことが実際に起きてしまった時にお客さんに言い訳を並べながら対応するのも心苦しく、全然面白くなかったです。

また、そもそも商売とはこんなものだと頭ではわかっていても、やっていることが「舞台を海外に拡大した転売屋」になってしまったような気がしてきて、やりがいというか、この仕事の価値に疑問を抱くようになりました。

何か価値のあるものを作り出したわけでもなく、すでに存在していた物を場所を変えて高く売るだけの仕事・・・増えたのはお金だけで、この仕事にどんな価値があるんだろう・・・と考え込んでしまった自分がいました。笑

もちろん厳密に言えば、例えば、アメリカに住んでいる人が、

”欲しい商品が日本で限定で販売されていて、その商品がどうしても欲しい。高くても良いから手に入れたい!”

と思っている人がいて、その人に商品を提供し、その人を幸せにすることができた!

と思えば、これも一つの立派な仕事かもしれません。何事も考え方次第です。笑

でも現実的にはeBayで高く売れそうな物、実際に高く売れていて競争相手が少ない物をひたすら検索・リサーチし、それをメルカリとアマゾンで買ってeBayで高く売る・・・の繰り返しです。頭の中にはどうすれば大きな差額で売ることができるか、それでいっぱいです。

商売ってそんなもんだろって言われればそれまでですが、なんだか急に萎えてしまった自分がいて、eBayはしばらく中止する事にしました。多分このまま再開はしないと思います・・・。

eBay物販を検討中の方へ

先ほども言いましたが、物事は考え方次第です。

もし物販ビジネスを真剣に考えていて、eBayも視野に入れているのならぜひ一度やってみてください。最初は無料で色々試せます。

英語が若干ハードルが高いですが、正直普段使う単語は決まっているし、お客さんとのやりとりの時も翻訳機を使えばいくらでもコミュニケーションが取れます。なので心配は要りません。

送料や手数料など勉強しなければならないことも多々ありますが、最初がしんどいだけで、すぐに慣れてきます。なんとかして1品、出品できてしまえば、そこから難易度はグッと下がります。

何より大きなマーケットだし、ユーザーもたくさんいるので物販ビジネスとしては十分に魅力的な事業だと思います。

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