Google Search Consoleである日突然「data-vocabulary.org スキーマのサポートは終了します」と言われるようになりました。本ブログはSimplicity2を使用しているので対応した手順を書いてみたいと思います。
久々にGoogle Search Consoleにアクセスすると・・・
なんと、242個のとんでもない数のエラーが絶賛発生中でした。
え?俺が一体何をしたというのだ・・・と詳細を確認すると、パンくずリストみたいな構造化データにはこれまではdata-vocabulary.org スキーマがよく使われていたけど、これからは対象外とするのでGoogle推奨のschema.org使ってね〜的な話でした。
まあ、簡単に言えば、対応せずにdata-vocabulary.orgを使い続けると検索結果に若干悪影響があるかもしれないよ?と軽い警告みたいなものです。
影響がそこまで大きくないとはいえ、少しでも影響が出てしまうとなるとやっぱり気になってしまうので早速対応することにしました。
対応方法は直接ソースコードを弄る方法を含め色々ありますが、私の場合は、Simplicity2を使っていて、Simplicity2の開発者様のHPで確認したところ、この問題にすでに対応しているそうで、早速Simplicity2を更新することにしました。
※Simplicity2 パンくずリスト不具合対応のお知らせ
https://wp-simplicity.com/simplicity2-8-5/
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Simplicity2の特徴
その前に、Simplicity2の最大の特徴である、「親テーマ」と「子テーマ」について簡単に説明すると、Simplicity2はアップデートがある度に更新をかけるとそれまで使用者がカスタマイズしたものがリセットされてしまうことを防ぐために、テーマがふたつ用意されていて、Wordpress上では親テーマと子テーマ、2つをイントールした上で、子テーマを有効化して使用するという使い方をします。子テーマカスタマイズ用となります。
つまり、使用者が何かしらソースをいじったりして編集をしたいときに親テーマはそのままおいといて子テーマのソースコードをいじってカスタマイズするということです。なので、アップデートがあった際に今のカスタマイズされた状態を保ったまま、Simplicityのバージョンアップだけしたいときは、親テーマだけを更新してあげればOKなわけです。
一番手っ取り早い方法
一番簡単ですぐにアップデートできる方法は、FTP上でダイレクトにファイルを更新してしまうことです。最新バージョンをダウンロードして解凍して出たフォルダをそのままアップロードし上書き更新してしまえばいいのです。
↑ /wp-content/themesにsimplicity2フォルダごとアップロードして上書き更新!
これでSimplicity2の更新が完了し、data-vocabulary.org問題を解決できました!
もし、FTPクライアントの使い方がよくわからない方はこちらも合わせてお読みください。
ちなみにその後、もう一度Google Search Consoleを確認すると、
↑このようにすぐに反映はされませんので、エラー対応後の検証ボタンを押して検証依頼をしておくと画像のように検証が始まります。これには少々時間がかかるようで検証結果、問題なければエラー表示は消えます。
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