Macで画面録画はこれで決まり(内部音声もバッチリ録れる)

Macで画面録画というとQuickTime PlayerでOK!みたいな、いい加減な記事が多いですが、内部音声(Macのシステムサウンド)も同時に録音しようとするとちょっとした準備が必要なので、自分なりに試行錯誤した内容をご紹介したいと思います。

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内部音声とは

例えば、YouTubeの動画を範囲を設定して録画する場合、QuickTime Playerで「新規画面収録」で画面録画しても、動画は録画されているのに、音は録音されておらず、無音の動画になってしまいます。

この時、録音されていなかった音のことを内部音声と言います。パソコン上で流れる音なのでシステムサウンドとも言います。

動画の録画の用途にもよると思いますが、音もちゃんと録音したいと思う人は、ググると大体は「SoundFlower」をインストールすればOK的な記事にたどり着くでしょう。

SoundFlower

確かにSoundFlowerを使えば、内部音声を拾ってくれるので録画の時に音も録音されるようになります。

しかし、SoundFlower自体、非常に古いプログラムで、もう何年も更新がされていないくて、最新のMacOSでは正常に動作しない場合が多いようで、そもそもSoundFlowerがインストールできなかったり、途中でインストールが失敗してしまったり、インストールはしたものの動作が不安定で音が録れたり録れなかったりする人も多いみたいです。

なぜか自分の場合は1回目はインストール失敗、2回目で何とかインストールができて、一応正常に動作していますが(私のMacOSバージョンは2020年8月6日現在、Catalina10.15.6です)、SoundFlowerには決定的な欠点があります。

それは、SoundFlowerを使って録画している間は、Mac自体が無音になってしまう点です。

つまり、録画中は、パソコン全体が無音状態になります。今撮っている画面に流れている音も確認しながら動画を撮りたいのにパソコン全体がシーンとなるので調子が狂います。

これじゃ使えないなと思い、さらに調べると・・・

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Background Musicの存在

Background Musicを使えば、内部音声も録れるし、録画中にMacが無音になってしまうこともありません!

早速ダウンロードして使ってみましょう。

今のところ、最新バージョンは0.3.2です。

Background Musicを使うときの環境設定

↑まず、サウンド>出力>Background Musicを選択。
(Sunflowerの場合も同じくここでSunflowerを選択しておく必要がありますが、録画中のMacが無音になってしまうのに対し、Background Musicは無音になりません!)

↑次は、Mac画面上部に表示されるBackground Musicのアイコンをクリックし、Output Deviceを録画中の音確認用スピーカーデバイスに設定します。この場合だと、普通にMacbookのスピーカーから音を聴きながら録画するということになります。

↑最後に「Cmd+Shift+5」で表示される上記のようなキャプチャーメニューのオプションからマイク項目の中の「Background Music」を選択して収録(録画)開始でOKです。

これで完璧です!

実際の音も確認しながら画面はもちろん音(内部音声)までしっかりと録画できます!

※音声の録音の際によく使うマイクとマイクアーム

主にゲーム実況、ライブ配信とかで使っているマイクですが、値段に比べてなかなか良い音質で声を録音できます。自分が購入した時は3000円後半でしたが、コロナ禍により在宅勤務やゲーム実況人口が増えてきたこともありますし、そもそもかなりの人気商品でもあるため、徐々に値段が上がっているようです。たくさんの評価やコメントがついているので気になる方はどうぞ!



マイクアームはマイクの位置をより自由に調整ができるようになるので作業スペースの確保にとても役立ちます。また、ちょっとしたストリーマー気分も味わえます。(笑)

最後に

今回ご紹介した画面録画方法は、Macの標準搭載のQuickTime Playerにgithub上に存在するフリープログラムをインストールすることで有料版を買わずとも見事に録画できる方法となります。(だた、もっと複雑で様々な機能が欲しい場合は有料ソフトがいいのかもしれません。)

Macで画面録画に悩んでいる方にお役に立てればと思います。

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