[WoW] 初心者ガイド(3):役割(Role, ロール)の基本を理解しよう

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World of warcraft 初心者ガイド(3):種族の後は職業を決めるのですが、その前にまずは自分のキャラクターがパーティ内でどのような役割を果たさなければならないかを理解しておくことはとても大事です。

WoWはMMORPGなのでそれぞれの職業にそれぞれの役割が存在します。まずは役割にはどのようなものがあるか、具体的に何をすればいいかについて話してみたいと思います。

ソロプレイだと役割のことを気にする必要はありませんが、ダンジョンやレイドなどではパーティを組んでプレイしなければなりません。そのとき自分のクラスの役割を理解していて、それに合ったプレイをする必要があります。

役割(Role, ロール)は大きく分けて3つあり、Tanking(タンカー)、Healing(ヒーラー)、DPS(アタッカー)です。ではそれぞれのロールについて詳しく見ていきましょう。

↑例えばPaladin職が選択できるロールはTank, Healer, Damage。すべてのロールができる!Pladinのようなどの役割も遂行可能な職業をハイブリッド職と呼び、他にDruid, Monkなどがある。

※前回の記事

World of warcraft 初心者ガイド(2):陣営と種族の選択(Horde)についてをまとめてみました。これからWoWを始...

※World of Warcraftのご紹介記事

世界でもっとも有名で影響力のあるMMORPGといえば、間違いなくWorld of warcraftといえるでしょう。サービス開始から...

Tanking(タンカー)

↑写真はNightElf Warriorのタンカー

Tankingができる職業をTanker(タンカー)といい、「Warrior」「Paladin」「Death Knight」「Druid」「Monk」「Demon Hunter」の6つの職業がタンカーになれます。

日本だとよく盾役、壁役と呼ばれています。タンカーはパーティの先鋒に立ち、モンスターたちにヘイトを募らせ、自分に引きつけてすべての攻撃を受け止めます。その間、攻撃に特化しているアタッカーたちがモンスターのHPを減らしていき、ヒーラーはタンカーのHP回復に専念します。

ヘイトとはHate, Aggroのことで、モンスターのキャラクターに対する憎悪、怒りを数値化したものです。モンスターはヘイトが一番高い対象、即ち自分を一番怒らせた対象に向かって攻撃を行います。

わかりやすく言うと、タンカーは殴られ役です。ひたすらモンスターを怒らせて自分だけを攻撃するよう努めることで、アタッカーが安心してモンスター攻撃に専念できる状況を作ります。これがタンカーの役割です。そのため、タンカーのスキルはヘイトを高めるためのものが揃っています。

多数のモンスターの攻撃を受け止めるためにも必然的にタンカーの装備は固くて防御力の高いものになります。WoWではPlate製の防具がそれに当たります。(Warrior、Paladin、Death Knightが装備)

しかし、職業によってPlateを装備できない場合もあるので、そのような職業では防御力をアップしてくれる固有スキルで防御力を補います。(Druid、Monk、Demon HunterはLeather防具だが、固有スキルで防御力を高める)

一般的にタンカーの人はパーティ内でリーダー的存在で、先頭に立ってパーティ全員を引っ張っていきます。みんなを率いて無事にクリアするためには、ダンジョンのこと、モンスターのことを熟知している必要があります。

このようなプレッシャーがあるのでタンカーは人口が少ないです。そのため、ゲームに慣れている古参プレイヤーがタンカーをする場合が多いです。

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パーティを組むときはパーティマッチング機能を使いますが、例えば5人ダンジョンだと、アタッカーが3人、ヒーラーが1人、タンカー1人で構成されます。

マッチングが始まると人口が一番多いアタッカーがすぐに集まり、しばらくしたらヒーラーが参加(約5分~10分後)、その後結構な時間が経ってから最後にタンカーが参加(約20分~30分後)してダンジョンスタート!という流れになります。アタッカーからすればダンジョンに行くために20分~30分も待つことになるのですが、その理由はタンカーが来るまで待機というわけなのです。

もちろんマッチングにかかる時間はダンジョンによって、時間によって大きく変わりますが、一般的に閑散としてる時間帯はこんな感じで集まります。なのでタンカーは貴重です!

・・・ということは、逆に自分がタンカーだとマッチングを申込んですぐにマッチングが完了しダンジョンスタートという、「待機時間ゼロ」の素晴らしい世界が広がるのです。だってみんなが自分を待ってたわけだから、自分が参加してやったことで全員が揃い、出発できるようになったんです。だからみんなタンカーには感謝感謝なんです。人口が多いアタッカーからすればなんだかムカつくシチュエーションですが、仕方がないことです。(笑)

たまにWoWを全く知らない初心者でいきなりタンカーから始める勇者がいるのですが、あまりオススメはしません。初心者の方はまずアタッカーから始めて、パーティープレイにある程度慣れてからチャレンジすることを強くオススメします。

タンカーは大変ではあるけれど、非常にやりがいがあるロールでもあります。みんなに頼られ、ヒールをたっぷり浴びられる快感は他のロールでは味わえないものです。

またとりあえず殴られる、虐げられるのが好きなMの人は特に合っているかもしれません・・・。

Healing(ヒーラー)

↑写真はGnome Priestのヒーラー

タンカーの次に貴重なのがヒーラーです。タンカーよりは多いとはいえ、なぜヒーラーが少ないかというと、それはモンスターを倒すという分かりやすくてダイレクトな楽しさがあるわけではなく、ひたすらパーティメンバーのHPゲージを気にしてて回復を頑張らなければならないからです。

ずっとHPゲージをにらめっこしてても飽きない、ヒールをしてあげる行為になんだか喜びを感じてしまうという聖職者タイプの方は向いてるかもしれません。

こうみると、ヒーラーはただただパーティのためにご奉仕を強いられるだけのつまらないロールに思われるかもしれませんが、違うんです。

ヒールには様々なものがあり、それぞれ状況に応じた適切なヒールが求められるので、いわゆるヒールタクティクスが必要になります。

既知のヒールタクティクスを実戦で試しながら研究を重ね、自分だけのヒールスタイルを確立することはとても楽しいものです。

ヒーラーになれるのは、「Druid」「Monk」「Paladin」「Priest」「Shaman」ですが、それぞれ職業ごとにヒールのタイプが異なるため、一見同じヒールに見えても状況や場合によって効率も違ってくるので結構奥が深いです。

俺がヒーラーを勤めているかぎり、誰一人倒れない、倒れさせない! だって俺がヒールしてやってるんだから倒れるわけないじゃん?という強い信念を持ってヒールに臨んでいるユーザーも多いです。笑

何をそこまでゲームに本気になってんの?と思うかもしれませんが、結構真剣にやってる人も多いです。楽しみ方は人それぞれなんです。

※一応ヒールにもヘイトが設定されていますが、タンカーやアタッカーほどではありません。

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DPS(アタッカー)

↑写真はNightElf Demon Hunterのアタッカー

DPSとは「Damage Per Second」の略です。秒あたりのダメージという意味になりますが、つまり1秒間にどれくらいのダメージをを与えられるかを数値化したものです。これが徐々に意味が拡張され、今ではDamage Dealer(日本だとアタッカーと呼ばれている)の職業やロールに対してもDPSと呼ぶようになりました。

アタッカーは職業制限がないため、全職業がアタッカーになれます。

RPGにおいて一番基本となる面白さというのはやはりモンスターを攻撃し、倒すことです。アタッカーの人は難しいことを知らなくても、まわりのことをそんなに気にしなくても、ひたすらモンスターを痛めつけて倒すことだけを考えればいいし、攻撃に特化した様々なスキルを思い存分モンスターに叩き込んで見る見る減っていくモンスターのHPを見ててアタッカーとしてやりがいと快感も得られます。つまり、RPG本然の面白さをダイレクトに感じられて楽しめるので他ロールよりも断然人が多いです。(笑)

アタッカーの最大の任務はモンスターのHPを減らすことですが、実はそれ以上に大事なことがあります。

それは、ヘイト管理です。

Tankerのときも説明したように、モンスターはヘイト数値に従って動きます。ヘイトがもっと高い人を攻撃します。

アタッカーの攻撃にも一定のヘイト値が含まれており、モンスターを攻撃することでヘイト値は蓄積されていきます。(そりゃ・・・殴られると怒りますよね?)

もちろんタンカーのスキルが平均的にヘイト値が高いため、大体の場合はモンスターはタンカーを攻撃しますが、一瞬でもアタッカーのヘイト蓄積量がタンカーのヘイト量を超えてしまった場合、つまり、タンカーよりアタッカーのヘイト値が高くなってしまった場合、モンスターは容赦なくアタッカーを攻撃してきます。

アタッカーは一般的にタンカーより防御力が低いため、ヘイト管理に失敗し、モンスターに攻撃を受けると危ない状況になりやすいのでこれはNGです。

そのため、アタッカーにおいて一番大事なことは、「いかにモンスターを怒らせずに強い攻撃を持続的に与えられるか」なのです。

好き勝手に暴れまわるだけだと真のアタッカーとは言えず、むしろパーティに迷惑をかけた下手なアタッカーとしてパーティから追放されることも十分にありえます。

アタッカーがヘイト管理に失敗してモンスターの攻撃がタンカー以外のメンバーにまで及ぶようになるとヒールが大変なことになり、場合によっては全滅・・・という事態が頻繁に起きます。

ヒールは基本的にタンカーに集中されるようにしてあげるのがパーティが一番安定します。その状況を作るのがアタッカーのヘイト管理なのです。

アタッカーにはヘイトを下げるためのTalentsやスキルがあります。これらを上手く活用しながらダメージを稼いでいく必要があるのです。その工夫自体もアタッカーにとっては大きな楽しみの一つなのです。

アタッカーは職業によって近距離(Melee DPS)と遠距離(Ranged DPS)に分けられます。例えば、WarriorやRogueは近距離、HunterやMageなどのは遠距離です。

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最後に

話が長くなってしまいましたが、MMORPGはソロゲーではありません。

もちろんソロで楽しめるコンテンツもたくさんありますが、より上位のコンテンツを楽しむためにはパーティプレイは必須ですし、その際に自分の役割をよくわかっていて、役割に合った行動を取ることはとても大事です。

今回の記事でそれぞれの役割についてすべて説明ができたわけではありませんが、これからWoWをプレイする上で少しは役に立つかもしれません。

次回は各職業について詳しく見ていきたいと思います!

では次回もお楽しみに~!

※次回の記事

World of warcraft 初心者ガイド(4):WoWには計12種類の職業が存在します。今回からはそれぞれの職業について少し...

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